今週の工場

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第1回目インタビュー「蒸し場・しごき場」に携わる職人

京友禅最終工程の蒸し・水洗を行っている弊社では、

たくさんの職人がそれぞれの工程に携わり、職人と職人の連携によって一つの反物が出来上がります。

永年「しごき場、蒸し場」を支えている長野県出身、入社歴20年のベテラン、黒河内さんに、お話を伺いました。

 

Q1.入社のきっかけは?

修学旅行で京都へ来たのがきっかけで、高校卒業後、
京都にて友禅の仕事に携わり、主に色合わせなどを担当しながら10年勤め、
友禅屋廃業に伴い、転職しました。

Q2.仕事内容を教えてください。

蒸し場、しごき場にて仕事をしています。

蒸し場では、お客様から預かった着物(商品)を蒸し箱に入れる作業を行っています。

しごき場では、小紋柄の入った白生地に色糊をまき、駒ベラで色糊をしごき、
挽粉(オガクズをさらに細かくふるいにかけたもの)をまいて、
蒸し釜に入れるために、生地を枠にかけ、蒸し箱に入れています。

Q3.仕事で心がけている事は?

お客様から預かった商品ですので、常に丁寧に扱う事を心掛け、
預かったお客様の商品を必ず見て、覚えています。

商品の色によって蒸し方が違いうため、必ず、一つ一つ見極めて仕事を行っています。


京友禅最終工程である、蒸し・水洗の工程を行っている工場で唯一のしごき染を行っています。
様々な工程を経て染め上がった反物を、蒸し・水洗の工程を行う事で、染料が美しく発色し、定着します。

しごき染は主に型染の京小紋の地色を染める染色技術です。
京小紋は、京都のきもの文化ととても深い関係のある、正絹の普段着の着物です。

京都のきもの文化には、平安以前、渡来人によって伝わった蚕の生産にはじまり、神社仏閣の織物である金襴、宮中の高級官僚の衣服、そして時代の移り変わりによって、変化してきた衣食住の中に、絹の文化が根強く反映されています。

京友禅最終工程である蒸し工場で一軒だけの技術「しごき染」を継承するブランド
「京小紋 SHIGOKI Online shop」
https://shigoki-kyoto.shop-pro.jp/