今週の工場

今週の工場 Profile.004

弊社では新しい取り組みとして、薬品や樹脂などを一切使用しない「防縮加工」を行っています。

これまで正絹の着物は、水に濡れると縮みや歪みが発生していました。

白生地の段階から加工を施すことで、後の工程において発生する縮み・歪みを予防でき、
難を事前に防ぎ、コスト・時間を圧縮できる「Shrink-proof」を開発しました。

第4回目インタビュー「防縮加工」に携わる西村常務取締役 に話を伺いました。

Q1.仕事内容を教えてください。

主にSP広海のリーダーとして通常業務(連続蒸機、防縮蒸、検反など)をこなしながら、社長の補佐として会社の意思決定にも参加しています。

Q2.仕事で心がけている事は?

社員と積極的にコミュニケーションをとり、会社全体を見渡して適切に人員を配置し、より良い仕事のできる環境づくりを目指しています。
また、お預かりした商品に対して真正面から向き合い、最適な加工を見極めて丁寧な仕事をすることを常に意識しています。

Q3.SP広海で行っている、防縮加工について詳しく教えてください。

生地は、保管中の湿気で縮んでいきます。
防縮加工を行うことで生地の縮みを事前に防ぎ、生地の加工もしやすくなり、消費者の方にとっても、扱いやすい着物になります。

樹脂や薬品を一切使用していないので、絹本来の機能性や放湿性はそのままです。
近年、当社で行った防縮加工にて絹の洗える着物や、絹の洗える長襦袢等、各メーカーによって製品化されています。

防縮加工のご相談も承っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。

 


京友禅最終工程である、蒸し・水洗の工程を行っている工場で唯一のしごき染を行っています。
様々な工程を経て染め上がった反物を、蒸し・水洗の工程を行う事で、染料が美しく発色し、定着します。

しごき染は主に型染の京小紋の地色を染める染色技術です。
京小紋は、京都のきもの文化ととても深い関係のある、正絹の普段着の着物です。

京都のきもの文化には、平安以前、渡来人によって伝わった蚕の生産にはじまり、神社仏閣の織物である金襴、宮中の高級官僚の衣服、そして時代の移り変わりによって、変化してきた衣食住の中に、絹の文化が根強く反映されています。

京友禅最終工程である蒸し工場で一軒だけの技術「しごき染」を継承するブランド
「京小紋 SHIGOKI Online shop」