今週の工場

今週の工場 Profile.003

第3回目インタビュー「水洗(友禅流し)」に携わる職人

京友禅最終工程の蒸し・水洗を行っている弊社では
たくさんの職人がそれぞれの工程に携わり、職人と職人の連携によって一つの反物が出来上がります。

水洗の工程は、蒸し上がった反物についている余分な染料や糊を落とす工程です。
昔は鴨川などで友禅流しが行われていましたが、現在では環境への配慮から、工場内に人工川を作り、水洗を行っています。
洗い終わった反物は、生地や染の特性を判断しながら脱水し乾燥しています。

第3回目インタビュー「水洗」に携わる職人さん、新人の富永さんに話を伺いました。

Q1.仕事内容を教えてください。

蒸し上がった反物を、桂川の伏流水を用いた工場内にある人工川で
余分な染料や、糊を落とすため水洗をしています。

反物の色の濃さや、生地の違いによって脱水の方法が異なるため、都度、脱水の方法は変えています。
脱水後は乾燥室で、反物を乾燥させています。

Q2.仕事で心がけている事は?

先輩の仕事をよく見て、教わっています。
無理をせずにできる事から、常にミスの無いよう心がけています。

Q3.これまでに、印象に残った出来事は?

以前も染関係の仕事をしており、伝統工芸の職人の仕事に憧れて、入社しました。
水洗の人工川で、先輩が反物を振って、糊を落とす作業を初めてみた事が今でも印象に残っています。


京友禅最終工程である、蒸し・水洗の工程を行っている工場で唯一のしごき染を行っています。
様々な工程を経て染め上がった反物を、蒸し・水洗の工程を行う事で、染料が美しく発色し、定着します。

しごき染は主に型染の京小紋の地色を染める染色技術です。
京小紋は、京都のきもの文化ととても深い関係のある、正絹の普段着の着物です。

京都のきもの文化には、平安以前、渡来人によって伝わった蚕の生産にはじまり、神社仏閣の織物である金襴、宮中の高級官僚の衣服、そして時代の移り変わりによって、変化してきた衣食住の中に、絹の文化が根強く反映されています。

京友禅最終工程である蒸し工場で一軒だけの技術「しごき染」を継承するブランド
「京小紋 SHIGOKI Online shop」